ディスクロージャー2023
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1総代会の仕組み(役割)2総代の選出方法、任期、定数組合員の意見集約 信用組合は、組合員の相互扶助の精神を基本理念に金融活動を通じて経済的地位の向上を図ることを目的とした協同組合組織金融機関です。また、信用組合には、組合員の総意により組合の意思を決定する機関である「総会」が設けられており、組合員は出資口数に関係なく、一人一票の議決権および選挙権を持ち、総会を通じて信用組合の経営に参加することができます。 当組合の組合員は20,673名(令和5年3月末)と多く、総会の開催が困難なため、総会に代えて中小企業等協同組合法及び定款の定めるところにより「総代会」制度を採用しております。 総代会は、総会と同様に組合員一人ひとりの意思が信用組合の経営に反映されるよう、組合員の中から適正な手続きにより選挙された総代により運営され、組合員の総意を適正に反映し、充実した審議を確保しています。また総代会は、当組合の最高意思決定機関であり、決算や事業活動等の報告が行われるとともに、剰余金処分、事業計画の承認、定款変更、理事・監事の選任など、当組合の重要事項に関する審議、決議が行われます。 総代は、組合員の代表として、総代会を通じて組合員の信用組合に対する意見や要望を信用組合経営に反映させる重要な役割を担っています。 当組合では、総代会に限定することなく地区懇談会を実施するなど、日常の営業活動を通じて、総代や組合員とのコミュニケーションを大切にし、さまざまな経営改革に取り組んでいます。 総代の任期は3年で、80歳定年制(就任時)となっており、総代の定数は100人以上110人以内と定款に規定されています。総代は、総代会での意思決定が広く組合員の意思を反映し適切に行われるよう、組合員の幅広い層の中から、定款および総代選挙規約に基づき公正な手続きを経て選出されます。総代会(最高意思決定機関)出 席総   代選 出総代選挙立候補組合経営の意思決定討 議協栄信用組合出資・預金・融資など推 薦組 合 員22総代会等についての情報開示

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