理事長令和5年7月当組合の概要名 称 協栄信用組合 (https://www.kyoei−shinkumi.jp/)所在地 〒959−1296 新潟県燕市東太田6984番地設 立 昭和27年8月8日出資金 801百万円預 金 171,560百万円貸出金 81,815百万円役職員数 157名(うち常勤役員6名)店舗数 14店舗 (令和5年3月31日現在)1ごあいさつ 皆さまにおかれましては益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。 平素は格別のご愛顧お引き立てを賜りまして誠にありがとうございます。 本年も、皆さまから当組合に対するご理解を一層深めていただくために、令和5年3月期の決算内容や地域貢献への取組状況などを収めましたディスクロージャー誌を作成いたしましたので、ご高覧賜りますようお願い申し上げます。 新型コロナウイルスの分類が感染症法上の5類に移行したことで、 3年超に及んだ特別な政策対応は大きな区切りを迎えました。新規感染者数は、全国的には減少傾向が続いているものの、梅雨明けから夏休みの影響が懸念されるところです。 終息の見通しが立たないロシアによるウクライナ侵略戦争に加え、米中の半導体の覇権争いや台湾・南シナ海での領土問題による米中分断が地政学的リスクを高めており、世界経済の不確実性が高まっております。 世界の政策金利が連続引上げや高止まりの状況にある中で円安も進展しており、わが国の企業物価指数や消費者物価指数は高い水準で推移し、特に生鮮食品とエネルギーを除く総合指数は、第2次石油危機以来の高い上昇率となっております。 また、地域経済の状況は、資源・原材料、エネルギーや食料品などの上昇が継続しており、コスト上昇に見合った価格転嫁を実現し、来年以降の賃上げにもつながる経済の好循環実現に向けた粘り強い取組が期待されます。 こうした状況下、当組合はゼロゼロ資金をご利用いただいているお取引先に対する丹念なモニタリング活動を徹底し、事業継続を第一とするお取引の見直しをご提案すると共に、補助金の申請サポートなどを通じて本業を応援する活動を展開し、事業の継続・生活の安定に資する取組を使命として推進してまいりました。今後も、伴走型で応援する取組や事業承継・創業の地域応援団として、地域のお役に立つべく全力で取組んでまいります。 引き続き、事業者や生活者の皆さまへのサポートを通じ、地域を活性化し豊かな暮らしを実現する担い手として、「ちかくにいるからチカラになれる」信用組合であり続けるために役職員一同努力奮励してまいりますので、何卒、一層のご指導、ご鞭撻を賜りますようお願い申しあげます。
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